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合併症について

本症ではウイルス、細菌、真菌による種々の感染症が合併します。
合併症として膿皮症、 白癬、皮膚カンジダ症などの感染症、薬剤、虫さされに対する過敏反応、 円形脱毛症などが併発し、 重要な合併症としては伝染性膿痂疹、伝染性軟属腫、カポジ水痘様発疹症、眼症状(白内障、網膜剥離など)が挙げられます。
主な合併症についてご説明いたします。

皮膚カンジダ症

乳幼児にしばしば合併します。
乳児の頸部、腋窩、鼠径部などに湿潤性の紅斑局面をつくります。
夏季に頻発し、本症の湿疹と間違われてステロイド軟膏を使用し、増悪、拡大し、ひどい場合には体幹全体をおおうこともあります。
皮膚カンジダ症が起こっているかは、皮膚科専門医の真菌検査を受ける必要があります。

カポジ水痘様発疹症

ヘルペスウイルスの感染症です。
この感染症は、本症の全年齢層に出現する可能性があります。
ヘルペスウイルスが本症の傷ついた皮膚にばらまかれることにより発症し、直径2mm前後の小水疱が多くの例で顔面に現れます。
水疱の大きさは均一で、水疱の頂点に陥凹部をもちます。 水疱内容からの表皮巨細胞の検出とウイルス学的検査を行う必要があります。
高熱を発し、特に乳幼児では全身状態が悪化します。 顔面に好発し、しばしば眼球結膜、角膜への感染を引き起こす為、眼科的検査が必要です。

伝染性膿痂疹

小児期までの本症患者様に合併することの多い感染症ですが、まれに思春期以後でも合併することがあります。
伝染性膿痂疹は破れやすい水疱をつくります。 破れた水疱は痂皮を形成し、乾固した滲出液と痂皮、びらん面が混合した病巣を形成します。
ほとんどの症例が黄色ブドウ球菌によって発症しますが、ときに連鎖球菌が原因となることもあります。

ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)

ブドウ球菌が産生する表皮剥離毒素が大量に産生されるために引き起こされます。
乳幼児に好発し、発熱とともに全身皮膚が容易に摩擦するだけで水疱を形成し、各層の剥離が起こります。 同時に全身皮膚に発赤を伴うこともあります。

伝染性軟属腫(水イボ)、尋常性疣贅(イボ)

幼小児期の本症患者様に出現するウイルス感染症です。
伝染性軟属腫は、光沢のある直径0.5mmから3~5mm程度の少し紅斑を伴った丘疹です。
半球状の丘疹で頂点に凹みを認め、その部分に黄色調の物質がつまっています。
丘疹を側面から圧迫すると黄色調の芯が圧出されます。
伝染性軟属腫も、伝染性膿痂疹の場合と同じく本症患者様の皮膚の感染のしやすさによって出現する機会が多くなります。
黄色調の芯(この中にウイルスがつまっている)を押し出すと治癒します。
尋常性疣贅も本症に合併しやすいウイルス感染症です。
イボウイルスが傷ついた皮膚に接触して伝染します。
尋常性疣贅は全身皮膚のどの部位にも発生する可能性があり、特に露出部である四肢に好発する傾向をもっています。
直径1mmから5mmまでの丘疹として表現され、皮膚表面から堤防状に隆起し、表面がかたく角化し顆粒状を呈しています。

毛嚢炎

黄色ブドウ球菌による皮膚細菌感染症です。
小児期から成人期にいたる本症患者様すべての年齢層に合併する細菌感染症です。
ただし、レーザー照射後の毛嚢炎とは無関係です。

白癬

糸状菌による真菌感染症です。小児期以上の本症に合併します。
病巣の中心部に沿って周りに拡大していく環状の紅斑性病巣を形成するのが特徴ですが、 本症では湿疹病巣に対してステロイド軟膏が使われますので、 白癬の特徴である中心治癒傾向がなくなり、見分けができなくなることがしばしばあります。
これは専門医による真菌検査を受けるほかに鑑別できません。

脱毛症

本症患者様にときどき円形脱毛症の合併がみられます。
本症に伴う円形脱毛症は多発性難治性の傾向をとることが古くからいわれています。
頭部にコイン大の円形の脱毛斑が出現、多発し、ついには全脱毛にまで達することもあります。 眉毛の脱毛も起こり、難治性で再発を繰り返す傾向があります。

尋常性魚鱗癬

体幹側面、下腹部、前腕、下腿の伸側の皮膚表面が魚の鱗状を呈する角化異常症です。
冬季になると症状が顕著となり、夏季には目立たなくなります。
遺伝疾患であり、本症患者様の5~10%に合併し、軽症の魚鱗癬も含めると、本症の50%以上に合併するといわれています。

白内障

本症は眼囲に湿疹病巣を形成することが多い為、眼球への影響をきたす可能性も高いです。
結膜炎は頻発する合併症です。
アレルゲンの侵入による眼球結膜のアレルギー性炎症の場合と、湿疹病巣の掻破行為による炎症反応の場合とが混在しています。
白内障は思春期以後の本症患者様で、特に顔面に活動性湿疹病巣をもつ症例に併発するといわれており、皮膚症状の悪化とともに進行します。
水晶体を包んでいる袋の下面から始まり不可逆性に進行し、本症の成人例では2~10%に合併しているとされています。
定期的に眼科専門医による検査を受ける必要があります。

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